今回は最近流行り?の「YouTubeの搾乳機の解説動画」についてです。
「搾乳機の使い方を説明する教育的な動画」という名目で、乳首や乳房をモザイク無しで掲載する動画の乱立が目立ちます。
今回は、そのような動画がOKなのか、もしくはYouTubeに見つかり次第、削除や制限をされるのか。
その点を解説いたします。最後に、とあるスクリーンショットも掲載するので、是非ご覧ください。
動画乱立の背景
どなたが初めてこのような動画を上げたかは存じないのですが、ここ数か月で同じような動画が立て続けにアップされています。
一部の方は本当に勇気を持って、教育的にこのような動画をアップされたと思うのですが、そうでない方が大半です。例えば、他にアップされている動画が「ノーブラで散歩」や、「きわどい恰好で温泉に浸かっている」等です。
そのような、性的なイメージを連想させる動画と共に、流行りの「搾乳機」動画をアップされているのです。そこで爆発的(数百万再生~1000万以上の再生)な再生数を得て、収益を得ようとする魂胆です。
そのような動画にはコメント欄にも「同い年の息子がお世話になります」や、「素晴らしい動画をありがとうございます」等と言ったコメントが乱立しています。
問われるモラル
アダルトコンテンツに厳しいイメージのあるYouTubeですが、ガイドラインの「ヌードや性的なコンテンツに関するポリシー」の項目には、教育、ドキュメンタリー、科学、芸術が主な目的であり、必要性や脈絡がある限り、性的なコンテンツが許可される場合もあります(参考:YouTubeヘルプ)
と、例外が記載されています。
この抜け穴を利用し、概要欄にXや他サイトのリンクを記載し、アダルトコンテンツへ誘導しようとしているのが大半の搾乳機動画アップの目的になります。
本当の意味で教育的動画をアップしていた方には迷惑極まりないのです。
YouTubeの最近のポリシー更新
確かに教育的または科学的目的でのヌードや搾乳機動画が条件付きで許可されています。ただし、これらの動画が性的な目的で利用されていると判断された場合は、削除や収益化の停止が行われる可能性があります。
特に、教育的コンテンツを装ったアダルトコンテンツが増加しており、YouTubeはこれらの不適切な動画に対して厳しい対応を取っています。適切なモデレーションが求められているのが現状です。
動画の真意を見抜くポイント
このようなアダルトコンテンツへの誘導を目的とする「搾乳動画」には共通点があります。それは、全てがそうではないのですが、搾乳機の使用法をレクチャーしているにも関わらず「母乳が出ていない」という現象です。
実際の使い方を伝えたい動画のはずなのに、結果を伴っていないのはおかしいですよね?また、母乳が出ない女性であっても、使い方を伝えるのであれば、性的なイメージを連想させる部分にはボカシを入れるのが一般的になります。
コメントを残す方々は「YouTubeでこのような動画を見れるのが素晴らしい」といった趣旨のコメントも数多く残します。このコメントだけで、本来は健全なはずの動画ポータルで不健全な動画が見られる喜びが透けて見えてしまうのです。
ただし、もちろん上記したように、本来の目的を見失わず、善意で動画を作成された方もいるというのは忘れてはいけません。
実際に母乳が搾乳機に溜まる動画もあり、見極めは難しいですが、身体の痛み、大衆の前に身体を晒すといった精神の痛みを伴っても尚、動画をアップする方もいらっしゃるということです。YouTube側も配慮しているからこそ、成り立つ関係性です。
まぁ、わざわざYouTubeでやる必要性も無いのですが、やはり最大規模の動画プラットフォームなので、より多くの方に視聴してもらえるという思いもあるのでしょう。
まとめと結論
ここまでで、このような動画の性質はご理解いただけたと思います。
実際にこのような動画が削除、または収益化停止などの処分を受けるのか?
こちらのスクリーンショットを最後に掲載致します。後の判断は、各々に委ねられます。
お目通しいただき、ありがとうございました!
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